[生徒に教えたこと] 英語:比較級や原級を用いて最上級を表す方法 + 雑談:人生大体のことは、何でも良い

生徒に教えるのは科目内容だけではないのです。

塾で行われるのは教授行為だけではないのです。

 

 

 

・・・私の場合は。

 

 

 

 

 

 

こんにちは、こんばんは、おはようございます>"<

 

”そすう”でございます!!

 

 

 

 

 

 

当方大学二回生。

大学での勉強とともに、バイトにいそしむ日々でもあります。

 

ワタクシ”そすう”はバイトを掛け持ちしておりまして。今日はその片割れである塾講師バイトに関する小話です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本日教えたのは高校一年生の英語。

個別の塾なので生徒は一人なのですが、その生徒は英語の成績はあまり芳しくない。だから自分としては、英語の構文を丸暗記、という、恐らく学校で教えられているようなくそにまみれた方法ではなく、出来るだけ”日本語に直して””日本語にして考える”という方針をその生徒に対して取っております。

 

 

 

今回の内容は、”比較”の分野。

 

 

 

日本語でもありますよね。「あれとこれでは、こっちの方が良い/好きだ」ってやつ。比較ってやつです。それを英語でどう表すか。

 

 

 

This is a pen. で「これはペンです」という意味を表すように、

「彼は背が高い」と言いたいときには、

 

彼   は   背が高い

He          is             tall.       

 

 

と言いますし、

「これは値段が高いです」と言いたいときには、

 

これ   は   値段が高い

This            is            expensive.

 

   

と言います。流石に初歩でしょうか。笑笑

一つ一つが対応していると考えてもらえれば大丈夫。

 

 

 

 

 

 

そしてお話は、"比較”であります。

 

 

 

 

例えば、「彼は、”私よりも”背が高い」という文。

 

この文は、先ほど提示した「彼は背が高い」という文章に、”私よりも”というトッピングがついています。これが”比較”っていう意味。くっそ単純でしょう。

 

では、英語に直すと、どうなるのか。

 

英語に直した時に変わるのはどこであると思いますか??

”彼”の部分??

”は”の部分??

それとも、”背が高い”の部分??

 

正解は、”背が高い”の部分です。

そりゃそうでしょう。比較されているのは、二人の”背の高さ”なんですから。

 

つまり、英語に直した時の”tall"の部分が少し変わる。

 

 

 

どのように変わるのか。

 

 

ここで初めて(!)英語の知識となるのですが、いわゆる”er”を付けます。

tallにerつけてみてください。

"taller"

ほい出来上がり。

 

比較の文においては、比較されているもの(tall)のerを付けてあげさえすれば、ほとんど出来上がりです。

 

今のところ暫定の文章は、

 

彼   は   背が高い(比較)

He           is           taller.

 

 

となる。

 

 

 

 

 

 

 

 

でも、日本語を読み返してください。何かが足りない。

 

そう、比較する対象、つまり、”私よりも”という部分です。

 

比較するのだから、比較対象は必ず必要でしょう。一つだけを持ってきて”比較”なんか意味わかりません。

そしてこれは、英語においても同じ。(これ大事)

ですから、”私よりも”という部分を付け足さなくてはならない。

さっきerを、tallという単語の直後に付け足したように、

今回は、「”私よりも”」という内容を、「彼は背が高い(比較)」という文章に付け足します。

 

彼   は   背が高い(比較)   私よりも

He           is            taller                                ????

 

 

こんな形になる。

 

 

 

ではいよいよ最後の最後です。「私よりも」を英語にどう直すか。

これはもう、ほとんど暗記もんですな。知識です。thanという単語を使います。thanは、日本語でいうところの、「よりも」という訳にあてはまる単語です。「Aよりも」という比較対象を表したいときには、「than A」という語順の英語を用います。

 

ほんでまぁまた知識になってしまうのですが、「A」に当たる部分、つまり今回の場合の「私」という単語は、”me”という英訳になります。これをthan Aの形そのままに代入してあげると・・・

 

よりも   私

than              me

 

 

という英語が完成します。

 

 

 

ではでは最後は。

作ってきたパーツをくっつけるだけ。

 

 

 

彼    は    背が高い(比較)    よりも    私

He              is                taller                                    than                  me.

 

 

 

「彼は私よりも背が高い」

He is taller than me.

 

 

 

これでようやく英語の文章が完成しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

長い!!!!!

 

 

 

 

 

笑笑笑笑笑笑

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんなに語らなければならないとは。よもやよもやです。

 

 

 

 

 

 

でも、もう一つの文章も同じステップで考えていきます笑笑(鬼)

 

 

 

 

 

 

 

 

一瞬先に、ステップのおさらい。

1. 普通の文章を考える

2. 形容詞を比較の形にする

3. 比較対象(~よりも)をthan Aの形でくっつける

 

 

 

 

 

まとめるとたったの3ステップになるんですね~~~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ほいほい。では二つ目の文章でやっていきましょう。

二つ目の文章で上げた形は、「これは値段が高い」という文章です、これを比較の形に直していきましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まずは、1. 普通の文章の確認

 

 

「これは、値段が高い」

This is expensive.

 

おぅけいでしょうか。これを比較級に直していきましょう。つまり、日本語にして、「これは、”あれよりも”、値段が高い」という文章。

 

 

 

 

次のステップは、2. 形容詞を比較の形にする、です

形容詞とはまた専門用語を使ってしまいましたが、要するに「何がどうだ」の「どうだ」の方です。今回の文章においては、「値段が高い」という部分。

これを比較にしていきます。

 

先ほどの例では、「erを付ける」という手法をとりました。なので今回も形容詞にそのままerを付けていk............きたいのですが!!残念ながらerを付けて、つまりexpensiverの形にすることは出来ません!!

何やねんと思ったそこのあなた。理由はとっても単純です。単語が長いから。それだけです。

正確なことを言うと、「音節が3つ以上だから」となるのですが、そんなことどうでもいいです。要するに、「単語が長いから」です。

 

では、どうするのか。

 

長い単語の場合は、moreという単語を、形容詞の直前に付けます。引っ付けるのじゃなくて、一語前に置く。

 

つまり、

 

値段が高い(比較)

more expensive

 

 

という形です!!

先ほどのerと形こそは違えど、同じ”比較の形”に直しただけです。

 

ちなみに、”比較の形”はこの二種類のパターンしかありません!!erを付けるか、moreを付けるか、の二パターンのみです。短い単語は、er。長い単語は、more。クッソ単純です。

 

てなわけで形容詞を比較の形にすることができました。

 

これ    は    値段が高い(比較)

This                is               more expensive.

 

 

 

 

 

そして次に最後のステップです。3. 比較対象をくっつける

 

than Aという形でしたね。今回の「A」に当たる部分は、「あれよりも」ということで、「あれ」です。これは英語に直すと、thatです。

 

 

 

よって、「あれよりも」は、

 

よりも    あれ

than                  that

 

 

という形で完成です。

 

 

 

 

 

 

 

ではできたやつをすべてくっつけると・・・

 

これ    は    値段が高い(比較)    よりも    あれ

This                is                 more expensive                     than                   that.

 

 

 

 

つまり、「これは、あれよりも値段が高い」は、

This is more expensive than that.

 

という文になります。これで完成です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もういっちょ発展の内容行きましょう!!笑笑(鬼笑)

 

今まで解説してきたことだけで、もう発展の内容出来ちゃうんです!!単語の知識だけは必要ですが、構造は全く同じ理論で説明できます!!

 

 

 

ついてこれますでしょうか??いや、付いて来てください!!

 

 

 

 

 

 

 

 

発展として扱う内容は、比較級を使って最上級を表す形です。

 

 

 

何言ってんねや、という顔をした読者様いらっしゃると思いますが安心してください。ちゃんとかみ砕いて説明します。

 

 

 

最上級ってのは、日本語でもあるように、「これが一番!!」ってやつです。あいつが一番賢い、日本で一番高い山、地域で一番偉い人物、などなど。日本語と一緒です。

普通やったら、形容詞を”最上級の形”に直していくんですが、今回はそこをすっとばかして。

 

「富士山は日本で一番高い」という文章を考えていきましょう。

 

 

 

これ、普通に訳すと、最上級の形になってしまうのですが。。。

少し視点を変えましょう。あ、全然日本語で考えてくださいね。

 

富士山が日本で一番高い。

ということは、富士山”よりも”高い山は・・・??そう、一つもないんですね。

 

よって、この文章は、「富士山よりも高い山は、日本には無い」という文章と全く同じ意味になります。あるいは、「富士山以外の山は、富士山よりも低い」という文章でも同じこと。

 

おいおい、いつの間にか”比較”に形になってませんか??

ありゃまぁすごいこと。

 

 

 

今回比較するのは、「富士山」と、「富士山以外の山」です。

図に表すとこんな感じ。

 

「富士山以外の山」が、富士山よりも高い・・・がそんな山はない!!

 

 

 

 

 

ではこれに従って、先ほどの1.2.3ステップで文章を作っていきましょう。

 

 

 

 

 

 

1. 普通の文章を考える

まずここの時点から考えることが重要です。ってか、今回のキーポイントは100%ここです。

 

今回の文章から”比較”の要素を取り除いたら、どのような内容になるのでしょうか。

 

今回は、少し難しいですが、「富士山以外の山」を主語にしていきます。

 

つまり、「富士山以外の山、は、高い」という文章が考えられるのではないでしょうか。

 

ですが、実際にはそんな山はありませんよね?!?!

画像において、「以外の山」を点線で表しているように、そんなもの、実際にはありません。

てなわけで、初手からもう「無い!」って言い切っちゃいましょう。初めに主語をバシッと置く段階で、「ねぇけどな!」って言い切ってしまいましょう。

 

これを表すのが、No という単語。

 

日本人にも当たり前のように使われる「否定」の意味を持つ単語です。

 

 

これを初手にくっつけちゃって、

 

実際はないけど    (富士山)以外の山    は    高い

No                                   other mountain                  is                high.

 

 

という文章を作ります。これがベースです。Noを初手にくっつけて「あり得ないけどな!」と忠告をしている点がポイントです。

単語としては、other: 以外の、high: 高い、という単語が初登場ですね。覚えたければ覚えておきましょう。後者は、high and lowとか、ハイスコアの「ハイ」です。

 

 

 

 

 

では次のステップ。もうここからは簡単です。

 

 

 

 

 

 

2. 形容詞を比較の形にする

”比較の形”には二種類ありました。

短い単語には、erを付ける。長い単語には、moreを付ける。

今回の形容詞は、「高い:high」です。

 

どう考えても短いですね。ですのでerを付けてあげます。

 

 

実際には無いけど    (富士山)以外の山    は    高い(比較)

No                                          other mountain                    is                higher.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてもう最後のステップこちらも簡単。

3. 比較対象(~よりも)をthan Aの形でくっつける

今回の文で比較対象となっているのは、「富士山」でしたね。

 

ですから、

 

よりも    富士山

than                   Fuji-mountain

 

 

です。終わりです。

 

 

 

 

 

ほいほい。では最後に、ベースの文に、形容詞の比較の形をくっつけて、「~よりも」という比較対象をくっつけましょう。

 

 

実際には無いけど  富士山以外の山  は  高い(比較)  よりも  富士山

No                                other mountain        is        higher                     than         Fuji-mountain.

 

 

 

 

「富士山は一番高い山だ」

「富士山よりも高い山はない」

No other mountain is higher than Fuji-mountain.

 

 

 

はー--い完成。

これが高校一年生の英語です。出来ちゃいました。

 

 

 

 

 

 

 

英語はなんのこっちゃない。構文やらを暗記する科目ではなくて、日本語と構造は全く同じなんです。

比較やから多少形が変わる、比較やから比較対象が付け加わる。

それだけです。簡単っっっ()!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流石に終わりにしましょうか。笑笑笑笑

 

 

全部しっかり読んでくれた読者様は一切いないと想定します。あるいは逆に見下します。そんなことをする暇があるんやったら鼻くそほじっといてください。そっちの方が絶対に有意義です。

 

 

 

 

 

 

 

 

ではでは。

 

 

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございます! コメントやスターなど大歓迎です!気軽にどーぞ!

 

現役大学生がボチボチ更新・発信していきます どうか温かい目で見守りくださいませ。

 

 

 

また更新します。ほなまた!!

      ( ノ ゚ー゚)ノ

 

 

 

 

 

 

流石に長すぎやしタイトル回収できませんでした。何にもできてねぇ笑笑

 

 

 

そすう