「すぐ動く人は悩まない!」と「嚙み合わない会話と、ある過去について」を読んだ

10月に入ってから、読書の時間を少し多めにとるように心がけている

自分の生活リズムの指標の一つになったり、寝る前のデジタルデトックスであったり、そして何より自己肯定感、自己満足感、愉悦感、全能感に浸れる良い時間である。

 

・・・

 

人が読書をする一つの目的は、確かに「読書する俺かっけ~~~」と思いたいがためではないだろうかと思う、今日この頃。

 

みんなそうだよね??そうと言って。ねぇ、そうでしょ??そうなんだよね??

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんにちは、こんばんは、おはようございます📚

 

”そすう”でございます👓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1.「すぐ動く人」は悩まない!

   (和田秀樹祥伝社黄金文庫

 

 

 

そすうがみんな大好き自己啓発本

 

王道中の王道。

 

 

 

 

「どうしようもないことで悩むな!」とか、「悩みに期限を付ける」とか、とにかく「悩む」という時間の使い方、その意義について、ひたすら200ページ書かれた本

 

 

 

 

「現代人が悩まずに生きるのは難しい」

「苦手を克服するよりも得意を伸ばす」

「恋愛は確率論で考える」

「生きているかぎり試してみることができる」

「いつまでも悩まないよう、悩みに期限を付ける」

 

 

 

 

 

中見出しだけ見てみても、なかなか記憶に残る面白いことが書かれていると、今この記事を書きながら感じている。

 

結論言ってしまえば普通の自己啓発本ではある。

 

しかし、単に「こうすればいいよ、ああすればいいよ」とテクニックを浅く広く伝えるだけではなく、

ちゃんと「前章でこういうことが出てきたよね。それとも通じるよ」と、点と点が繋がるような説明がなされていて、そこはとても良いポイントだと感じた。読みやすかった。分かりやすかった。

 

 

 

 

評価:81

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2.嚙み合わない会話と、ある過去について

   (辻村深月講談社文庫)

 

 

 

短編集。一つ40-50ページくらいのお話が、四つ収録されている。

そのいずれも、似たような世界観を共有している。

一言で言ってしまえば、「歪」

しかしながら、現実世界で全く持って起こりうること

 

 

 

 

あの時のあんな一言が・・・

あの時こうしていれば・・・

あの子はどうしてそんなことを??

 

 

 

行動の評価は、えてして他人によって決められる

 

他人が「正」とすればそれは正しく、「悪」とみなせばそれは排除され、忌避される。

「正」とされることの多いボランティアも、労働面から見れば「労働力の搾取」であるし、個人的に正しいとしていたことだって、他の人から見たら、全然正しくない。自分の中での評価というか、物事の整然とした考え・思い付きは、相手には決してそのままでは理解されない。

人間は、みんな自分の世界を持っている。その世界は、一人の心の中にいくつも、何百も何千もあって、そのうちの何十かだけが、多くの人と共通している。

しかし残りの何百は、やっぱり、異なっている。

同じ結論に至るかもしれないが、筋道は違う。

あるいは逆に、筋道は同じかもしれないが、結論だけは何故か真逆になる。

 

そんな違いを、痛切なまでに「歪」に描いた作品。

 

 

 

読んでいて心が痛くなる。

何故なら、それは全く持って、現実でも起こり得る話であるから。

 

 

 

 

 

 

 

評価:87

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ふと思い出した過去記事。もし興味あれば。

toaruburogaa.hatenablog.com

 

 

 

 

 

 

 

 

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一週間毎日バイトが当たり前になってきたそすう。つらみ。