「超ミニマル・ライフ」を読んで、情報の捉え方について考えさせられた

インフルエンサーとか、今となってはもうたくさんいますよね

ちょっと検索してみれば、あらゆる企業やら個人やらが、役に立ちそうなサイトで色んな説を提唱しているものです。「忘却曲線」とか「夜更かしを2週間続けると,,,」ってやつは、有名すぎて皆さんも知っているのではないでしょうか。

 

知っているか知らないかだと知っている方が良いのは基本的には良いのですが、情報にまみれたこの時代を考えると、どうも一筋縄ではいかない気がします。

 

 

 

こんにちは、こんばんは、おはようございます✨<`~´>

 

”そすう”でございます!( ^^) _U~~

 

 

 

 

 

 

 

「超ミニマル・ライフ」(著者:四角大輔、出版:ダイヤモンド社

 

 

 

 

1年ほど前に買って、気になる箇所だけ拾い読みのような形で、7割がたは読みました。今朝も読んできたので、ふとブログに書こうと思いだしました。

 

いわゆる「ミニマリスト」の本です。家も持ち物も服も、出来るだけ少なく、出来るだけシンプルにすることで、この情報と商品にまみれた現代社会を、本当の意味で自分なりに生き抜いていこうという本です。

 

 

 

ミニマリスト」という考えは、なんだか貧相とか、細身、のようなイメージがありますが、実はそうではないのです。ミニマリストミニマリストたるゆえんは、「自分が好きなことだけに時間とお金を使うこと」というのが最終目標であり、決して、「何もしない」わけではありません。自分の好きなことに対しては、逆に強いこだわりを持って労力を惜しまずにつぎ込むことが出来る。むしろ、エネルギーに満ち溢れた生き方であるわけですね。

 

 

 

となぁこんな風に、なるほど~と納得できる部分は多くありました。良い本だと思います。

 

でもそれと同時に、自己啓発の範疇に収まってしまう部分もたくさんある本でした。

といっても、言うほど悪い意味ではありません。「見たことある情報が、それなりに”っぽく”書かれている」ということです。この本を読んで、そういったことについて考えさせられました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一番最初にも書いておきましたが、今となってはインフルエンサーやたタメになる情報なんかは、もう溢れに溢れています。

見てしまいました。ブログの周知用として、X(Twitter)やInstgramのアカウントを作って、ブログやってる人とかを何人かフォローしていたのですが、その多くは、若い人です。もちろん、30代や40代を売りにしたブログもありますが、それでもやはり、若いです。どう若いのかって言うと、「知識を数か月やそこらで収集して、それをブログにしている」という点です。良いことのように聞こえますが、私が気になるのは、「その人自身の人生とか体験に根差した、内面化された情報ではない」という点です。

 

何度も言います。インフルエンサーや情報は溢れています。

今から「ブログの稼ぎかたに関する投稿をインスタでしてみよう!」と思えば、何を隠そう、出来てしまいます。自分自身が稼いだことが無くても、自分自身の体験ではなくとも、「ブログ 稼ぎかた」で調べれば、それっぽい情報は必ず出てきます。それを、自分なりのまとめ方でまとめてしまえば、「自分の投稿」の出来上がりです。何かバズってしまえば、「インフルエンサー」の出来上がりです。

 

 

 

 

現代にでは、情報が細切れになっていると感じます。

もちろんかくいう私もショート動画を見続けたりすることはあるのでそうなってしまっているのでしょうが、、、

ショート動画の20秒、X(Twitter)の140文字、インスタ投稿のあの正方形の枠に収めることのできる情報だけが、独り歩きしている状況です。それらを何個もつなぎ合わせてその人の人生の背景やらを掴み出すことはできるのでしょうが、そこまでの労力を有象無象のインフルエンサーにかける人はほとんどいないでしょう。

 

だから、発信者側も、短く収まるような短絡的で表面上のトリビアだか何だかを発信することが主になっています。そしてそれは、非常に流用しやすいもの。誰でも使えて、誰でも「そうだな」と思えるもの。自分の人生の軸とか、自分のアイデンティティとか特性とかを抜きにして、取り合えず役に立つと思えるもの。

 

でもそれは、一過性のものに過ぎないと感じます。

 

 

 

 

 

 

 

結局のところ、一番力を持つものは、「経験」です。

自分自身が何を経験するか。どれだけ深く考えた経験をするか。

また、人生の先輩が、どれだけ深い経験をしてきたか。

 

すぐに手に入れられるような「情報」は、往々にして若者が発信することが多いですが、それだけで人生を形作ることは出来ません。

幸も不幸も経験してきた先輩の意見は、人生が詰まっているからこそ、とても大事なものです。ジェネレーションギャップというものは考慮する必要はあるのですが、結局新卒を採用するのは親世代です。プロジェクトを承認するのは、先輩世代です。採用されるためには、新しい考えばかりではなく、先輩の意見に真摯に向き合うことも必要でしょう。

 

 

 

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございます! コメントやスターなど大歓迎です!気軽にどーぞ!

 

現役大学生がボチボチ更新・発信していきます どうか温かい目で見守りくださいませ。

 

読書ブログ、、、ではなくなってしまったな笑笑

本は結構面白かった。読みどころあるところはたくさんあったのでお勧めです!

 

また更新します。ほなまた!!

( ノ ゚ー゚)ノ

 

 

 

 

そういいながらやっぱりどこか聞いたことのある言説を長々と書いてしまったそすう