「傲慢と善良」と、「私の居場所が見つからない」を読んだ。

こんにちは、こんばんは、おはようございます!!

 

”そすう”でございます📚

 

 

 

 

 

 

 

 

久しぶりの読書記録。

 

なんやかんや一か月一冊は余裕で読んでいて、多い時で4冊、少なくて2冊ですかな。

もう少し読む量を増やしたい。課題や他の趣味の時間と両立させながら。

 

 

 

 

 

本日紹介する本は、おふたつ。

6月中に読んだ本たちですな。

 

 

 

「傲慢と善良」 

     著者:辻村深月 出版:朝日文庫

 

 

 

 

 

 

「私の居場所が見つからない」 

     著者:川代紗生 出版:ダイヤモンド社

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一つずつ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「傲慢と善良」 

     著者:辻村深月 出版:朝日文庫

 

 

辻村深月の本を読みたいと思って。

 

テーマは、結婚、恋愛、そして偽善。「傲慢と善良」と言うタイトルの通り、人間の感性のうち、「傲慢」と「善良」という性質に目を向けて、物語が紡がれる。

 

 

 

人間は自分のことを高く見積りすぎる。つまり、傲慢。しかし同時に、それが人間の性であり、それを踏まえた上での行動は、誰も彼も善良そのもの。

何というか、誰も悪くないし、誰も間違っちゃぁいない。

 

読んでいて、心がキュッとなる。傲慢と善良という二つの性質だけで、人間の全てが表されるわけではないが、「あー一一確かにな」と悔しくも思わせられる部分は何回もあった。悔しい。どうやら自分も相当傲慢なようで。

 

辻村深月の文章は、やはり言葉がとても豊かで優しく、丁寧に読み進めることができる。読みやすい。して、奥深い。興味深い作品だと思った。

 

 

評価:79/100

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「私の居場所が見つからない」 

     著者:川代紗生 出版:ダイヤモンド社

 

 

イタいエッセイ。しかし少なくとも私は、魅了されている。

 

かなーり気になっていたエッセイスト川代紗生さんの本。彼女の書く記事は、10代20代にはガン刺さりするんちゃうかな。

内容は、普段の彼女のエッセイと同じ感じ。いわば日記集・記事集みたいなイメージかな。今までに書いたらしい文章が、少し体系化されて、枠組みごとに読み進められるようになっている。

 

キーワードは、「承認欲求」

 

誰しもが持つものでありながら、時には自分を強く苦し めるもの。

自分は、承認欲求のために動いているのか??認められたい??認められて世界にその存在を認識されなければ、生きてすらいけないのか??何とかして捨てられないのかこの気持ちは。何とかして。何とかして。早く自由になりたい。

 

そんな気持ちを持った彼女の思索が、たくさんのエピソードと共に淡々と語られる。

 

内容もさることながら、時にはメンヘラちゃうんかこいつと思えるほどの嘆きの言葉の数々が、私にはとてもよく刺さってしまった。

似たようなことをいっつも考えているんやと思うわ。 マイナス思考、というほどマイナスではないが、しかし他人にうやうや相談もできず、しかしながら自分の人生をしっかり決定づけてしまうもの。

 

 

 

家族・友人との関係、それらから受け継ぐものの考え方。それらを受けた、自分の考え。

全てが言語化して描かれている。

 

本という形でしか語られない人間の本質であると思った。

 

 

評価:89/100!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ではでは。

 

 

 

 

7月は、英語の本にもチャレンジしてみたいと思う。

 

 

 

 

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連続更新3日目。

 

また更新します。ほなまた!!

( ノ ゚ー゚)ノ

 

 

 

 

ピロさんのティアキン実況が楽しみすぎる、そすう