こんにちわ。こんばんわ。おはようございます。
挨拶よりも先に。
突然ですが皆さん、「ご無沙汰しております」って定型文ありますよね??
あれの意味って知ってますか??
嫌いな上司や、ちょっと関係が遠くて社交辞令だけで会話しなければならない人に使う魔法の言葉。
の、その意味。
”お疲れ様です”とかは分かりやすいですけど。
”ご無沙汰しております”ってどういう意味なんでしょう??
”沙汰”って言葉ありますよね。
いや、単語自体は聞きなじみがないかもしれません。
でも、”音沙汰がない”だったり、”正気の沙汰ではない”とかの成句として使われると言うとピンとくる人多いのでは。
では、”音沙汰”って何でしょう??
”音”と”沙汰”に分けて見ましょう。
”音”ってのは、少し古い意味として、”便り”や”知らせ”という意味があります。
”音がない”=”便りや知らせがない”=”音沙汰がない” ・・・①
うん、全く持ってその通りですね。
んじゃ”沙汰”は??
”音がない”+”沙汰”=”音沙汰がない” ・・・➁
な訳ですが、➁に①を代入すると・・・
”沙汰”=0
???
実はこれは漢文的な考え方でありまして。漢文というか日本語の熟語ですね。
熟語を作る際には、何個かパターンに則った方法があります。
1.同じ意味の言葉を連ねる(例.賛同、同等、衣服)
2.真逆の意味の言葉を連ねる(大小、有無、情理)
3.述語→目的語の言葉を連ねる(読書、殺菌、洗顔)
4.修飾語→根幹語の言葉を連ねる(非凡、不可能、青空)
もちろん例外とか、別パターンとかアホほどあるけど
こんな熟語が身の回りのはあふれています。
この中の、特に1.のパターン。つまり、同じ意味の言葉を重ねた熟語。
これに注目。
これって、二文字書かなくても一文字だけで意味が伝わるんですよね。
賛同=賛成=賛
同等=おなじ=同
衣服=服装=服
んじゃぁもう一文字(賛同における”同”、同等における”等”)は何かって言うと・・・
全く同じ意味を重ねて強調しているだけの、意味のない言葉。つまり存在価値は0。
”音沙汰”も同じ構図です。
”沙汰”=0という結論に至りましたが、これは存在価値がゼロってだけで、意味はちゃんとあります。
そう、”音”と同じ意味。つまり便りや知らせっていう意味。
てなわけで、”ご無沙汰”ってのは、
”無”+”沙汰”=報告や連絡がない
という意味になります。
更に言うと、きれいに丁寧語までつけてあるので、
”ご無沙汰しております”=連絡が出来ておらずすみませんでした
という意味になるのです!!
なんということもない発見ですが、意外と盲点だったりする。
例えば、
”ご無沙汰してしまい申し訳ありません”という言葉。
割とスッと耳に入ってくる言葉ではあります。使ったことのある読者様、あるいは今うとうとしている方もいるのではないでしょうか。
が、”
ご無沙汰してしまい”の時点で既に”申し訳ない”の要素は言ってるんですよね。含意されています。
すると、そこにさらに”申し訳ない”を足したこの言い方は、謝りの意味が二重になってしまうため、実は正しくはない言葉なんですね~~~
他にも、
毎日同じ人へのメールに”ご無沙汰しております”を使ったり。
全然ご無沙汰ちゃうやんと。突っ込みたくなります。
以上、”ご無沙汰しております”ってのはどういう意味かという前置きでした。
さてさて。
というわけで。
・・・
ご無沙汰してしまい大変まことに申し訳ございませんでした。
三か月ぶりの更新
二重三重の重ね謝辞が妥当な所業
とあるブロガーこと7327Mです。
これから
がんばって
継続していくので
各人ご都合のいいときに
流し読みでも全く構わないので
読んでもらえれば非常に励みになります
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
7327M