あにめ - 無駄の美学

ようやく、1クール前のアニメを見終わりました。

と言っても2つだけ。

毎クール、6-7作品は録画して、「見よー」と思うのね。

でも、いつの間にか録画が取り消しされていることに後から気付いたりとか、あるいは時間無くなって諦めたり

様々なトラブルが起こって、結局いつも2-3個しか見れない笑笑

ちゃんと時間を計画的に使って、その週のうちに見るように努めなければ。

・・・といいつつ、今クールのアニメすでに溜まり始めてます。

こんにちは、こんばんは、おはようございます✨!(^^)!

”そすう”でございます！( ˘•ω•˘ )

1. ガールズバンドクライ

東映アニメーション制作。

カッコよくておねぇさん気質の「ももか」と、その歌声に魅了されて東京までやってきた「にな」。になの余りのまっすぐさ、バカ真面目さに押される形でガールズバンドを組んだ二人。ドラムの「すばる」も加え、物語は動き出す・・・！！

てな感じ。

でも、ただ単なる前向きなバンドアニメとは違う。

何故なら、「ももか」は超有名グループを脱退した過去があり、それに対する言い知れない葛藤を抱えている。「にな」は、複雑な家庭事情、いじめを受けた過去。音楽をやる理由は、「自分が間違っていないと、自分は正しいことを証明するため」。単純に音楽が好きなことに加え、「怒りも喜びも哀しさも全部ぶちこめ」というスタンス。「すばる」は、これまた家庭環境。芸能の家系に生まれてしまったため、女優業を周囲からは望まれている中でバンドをしていく・・・。

そういった複雑でリアルな条件が重なったうえでの、バンドという活動。

もうガチムチにそういったシリアスな設定をぶち込んでくる。青春。。。というにはちょっと重い。でも、それを全部真っ向から勝負を仕掛けてくれる「にな」の真っすぐさと、「ももか」「すばる」そしてほかの登場人物の様々な掛け合いが、それを熱いドラマに仕立て上げている。

みんな、よく泣き叫ぶアニメだった。登場人物も、そしてそれを見ている私も笑笑

私が見ているのを見て、妹もなんかハマった笑笑

良いアニメだ

でも、ちょっと真っすぐすぎて、追いついていけない部分はあった。現実世界に落とし込んでしまうとね。「にな」みたいな子は、私の周りにはいない。

2. 終末トレインどこへ行く？

水島努さんが監督を務める、原作なしのオリジナルアニメーション。

7Gの時代に到達した日本。

しかし、「葉香」のよって開通された7Gは世界を一変させてしまう。動物の姿になった住民たち、歪に曲がったビル、距離が何十倍にも膨れ上がってしまった東京。きのこに侵される人間たち、仏になってしまった人間たち、茶碗蒸しに変えられてしまう人間たち。「静留」「撫子」「玲実」「昌」の四人が、「葉香」を救うため、世界を救うため、吾野駅から池袋駅まで、電車で旅をする。。。

なアニメ。

最初っから最後までカオス。「そうなんだ」と素直に受け止めるしかない世界観。一駅数日かかってしまう世界に、魔法のような力も使えてしまう世界。カオス。

そんなカオスの中で、少女たちが冒険し、成長し、そして経験していく。物語として、とてもきれいで面白かった。

カオスすぎるけど、上手いことユーモアも混ざっている。

スケールも壮大。最終的には宇宙（みたいな場所）で決着がつくし、総移動距離としては、今の日本で言うところの日本縦断くらいはしているんじゃないかなーと思う。

実のところ、物語のきっかけは些細なことだし、物語が進んで問題が解決する様も些細なこと。何ともないこと。

「人生というレール」に乗って、様々な困難に立ち向かう様に似てると思った。

本人からしたらとても大きな壁でどうしようもなく思えてしまうけど、ほんのちょっと外に出てみれば、あるいはすぐ近くの友人にとってさえ、とても小さな問題で。世界から見ても、異常な世界の日常に過ぎない。後から考えてみればとってもなんということもなくて、でもそれを経験したことで自分も少し考えることが増えるし、何より周りの大事な人とのつながりを確かなものにすることが出来る。

終始カオスな中で、淡々と物語を進めていく主人公たちの姿には、何とも言えない励ましの意味が込められているように感じた。

歌が両アニメともよかったのでそれだけ何個か載せておきます！！

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